インドコーヒー農園旅行記 Vol.1 ~農園にたどり着くまで~

こんにちは。先月10月にお休みをいただき、コーヒー農園へ行ってきました!🇮🇳

訪問した農園はティーバッグコーヒーカフェチャポ・ビターで使用しているインドはカウベリーピーク農園です。

少し長くなりますが、ぜひお付き合いくださいませ!

【日本から農園までの道のり】

まずは日本を飛び立ち、ベトナム・ハノイへ🇻🇳

ここでトランジットが7時間あったため、市街地へ繰り出し、ベトナムのコーヒーショップ・Kafevilleへ。
実は世界第二位の生産量を誇るベトナム。缶コーヒーやインスタントコーヒーなどでよく使われるロブスタ種の栽培が盛んです。

今回訪れたのはスペシャルティコーヒーショップなので、ベトナム産のコーヒーの中でも高品質で希少なコーヒー豆を取り扱っていました。

店内にはエスプレッソマシンとドリッパーと豆を挽くグラインダーが4台も…!
ベトナムのカフェ。店内にはエスプレッソマシン、ドリッパー、なんとグラインダーが4台

気になるベトナム産コーヒーのお味はというと、ナッツのような印象でとても飲みやすかったです!派手な風味ではないですが素朴な雰囲気それがいい!
毎日飲みたくなるようなバランス型のコーヒーでした。
ベトナム産のコーヒーは毎日飲みたくなるようなバランスの取れた優しい味わいでした。

ベトナムはベトナムコーヒーという練乳をいれていただくスタイルが有名ですが、スペシャルティコーヒーもウェーブが訪れているようで、お店はコーヒーを楽しむ常連さんが続々と訪れていました。
タバコの火消しとして再利用されるコーヒーカス発見。

(タバコの火消しとして再利用されるコーヒーカス発見inベトナム) 

そしてベトナムを飛び立ちついにインド・ムンバイへ。
ムンバイはインド国内では北西に位置しているので、飛行機で南インドへ向かう予定でしたが、乗り継ぎに間に合わずムンバイで行き止まり。

せっかくなのでインド・第二の都市を堪能します。
一番大きなCSMT駅(Chhatrapati Shivaji Maharaj Terminus)に到着。
歴史的建築物としてユネスコ世界遺産にも登録された駅はイギリスの雰囲気を覗かせるヴェネツィア・ゴシック建築様式というものです。

ムンバイで一番大きなCSMT駅。豪華絢爛でまるで宮殿。


1日の乗降者数はなんと300万人!ちなみにJR新宿の1日乗降者数は2022年で60万人なので、規模の大きさを感じます!
人々がごった返す待合所(人々でごった返す待合所)


豪華絢爛なCSMT駅を降りると、すぐにイメージに近いインドが私たちを迎えてくれました。
豪華絢爛なCSMT駅を降りるとディープインディアが広がる。

朝6時頃からたくさんの人々が朝食(カレー)をとり、チャイを飲んでいました!

私たちも例に倣い、カレーとチャイをいただきました!本場のインドカレーは本当に辛かったです…!
チャパティでいただく本物のインドカレー。思っている10倍辛いですよ!(チャパティでいただく本場のインドカレーは想像の10倍辛い。)


そしてムンバイから南インドまでは寝台列車で移動できることになりました。インドの人々の主な移動手段は列車ということもあり、20両以上の編成です。めちゃくちゃ長い!
インドの国鉄であるインディアンレールウェイ。20両以上の編成でとても長い。

寝台列車はグレードによりますが、今回予約した座席は想像以上の快適さでした。

ひっきりなしに車内販売(カレー・ビリヤニ・チャイ・水など)が通ります。

2Aクラスの列車内は想像以上に快適。(電源も毛布も枕もあるので快適そのもの。)

声出しをしながら、みなさん売り子をされているのですが、チャイ売りのおじさんの掛け声が「チャイ〜チャイ〜」という独特の声出し。とっても可愛かったです。

約22時間かけて、今インドで一番アツい街、Bengaluru(ベンガルール)へ。

ベンガルールはインドのシリコンバレーと呼ばれているくらいIT産業が栄えていて、日系企業では楽天やメルカリも支社があります。

街並みは噂に違わぬ都会感!インドのローカル感は一気になくなり、世界的な有名ブランドが立ち並びます。
夜も煌びやかなベンガルール。有名企業が立ち並びます。

若者の活気があり、伝統的な民族衣装サリーを着ている人も少ないことが印象的でした。

そして次はSalem(セーラム)→Yercaud(イェルコード)を目指します。
Salemという街にも約4時間の列車移動です。

今回は旅程を急遽変更し、座席予約ができなかったので
最安クラスのジェネラルシートで移動でした。


インドの列車といえば、人がはみ出ている乗車率200%越えのイメージですが、全くそんなことはなく、列車の廊下にも人が座れる程度でした。


ネット情報ではジェネラルは危ない!という情報もありましたが、私たちの車両はファミリーが多く、非常に和やかな雰囲気でした。
インドの方々が気さくに喋りかけてくださり、色々お話することができました。
ジェネラルクラスで仲良くなったユーモア溢れるインディアンファミリー

日曜なので、礼拝に向かうファミリーと仲良くなったのですが、意外とキリスト教の方も多いことやインドの俳優のことなど…。さらには次来た時にはお家泊まって行きなよ!とお誘いまでしていただきました!
日本よりも圧倒的に英語が通じます。楽しいひとときとなりました。

そしてSalem(セーラム)に到着。
まだまだ交通量も多く、とても田舎というわけではないですが、食堂のご飯にはスプーンが付いておらず、トイレにはトイレットペーパーがなくなりました。インドの洗礼が始まります!

セーラムからYercaud(イェルコード)までは約1時間強のバス移動。
派手なインドのバス。インドの人々は柄が好きみたい。(こちらのバスには乗っていませんが、驚くほど派手だったのでパシャリ)

横転している車やお猿さんを横目にヘアピンカーブを抜けて行きます。
どんどん山道になりますが、ガードレールがない場所もあるので、落ちそうで少し怖い…!

イェルコードは小さな街でした。湖や大きな公園があり、のどかな雰囲気。
今までで一番道に牛やヤギが歩いていました。
イェルコードは小さな街。牛やヤギが多かった。

チョコレートファクトリーが観光地になっていて、インド産のカカオで作ったチョコレートはとてもおいしかったです。

そして、農園まではタクシーで行く必要があったため、ターミナルにいたタクシードライバーをスカウトし、一日チャーターさせてもらいました。

そしていよいよ農園訪問です! to be continued...

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